沖福連は「おきなわSDGsパートナー」の登録事業所です。
沖福連におけるSDGsへの具体的な取り組みのご紹介
1.貧困をなくそう
・障害者総合支援法における就労支援事業の実施ならびに、委託事業として職業訓練講座を開講し、障がいを持つ人たちの就労のサポートを行なっています。
・相談支援事業等において、障がい年金や生活保護をはじめとする社会制度の活用を支援しています。
・就労支援事業の生産活動を通して、その収益を利用者工賃などで還元しています。それに関連して、工賃向上のための取り組みを行なっています。
2.飢餓をゼロに
・就労支援事業の生産活動として、地域での遊休農地等を活用して農業に取り組んでいます。
・農福連携事業等において農産物の過剰などがあったとき、近隣の「子ども食堂」等へ食材の提供を行なっています。
3.すべての人に健康と福祉を
・研修会や広報紙、ホームページなどを通して、地域精神保健福祉の普及啓発を行なっています。
・障がい者家族会の支援や福祉サービス事業の運営等を行なっています。
・運営する事業所が、スマートミール「健康な食事・食環境」認証事業における中食部門で認証を受けています。
4.質の高い教育をみんなに
・委託事業として職業訓練講座を実施。障がいを持つ人たちに向けて、介護の知識・技能の習得を促進しています。
・おもに障がい者家族会を対象とした研修会の実施(「家族による家族学習会」)。
・沖縄の伝統工芸『紅型染め』を生産活動に取り入れ、専門家の指導による技術の習得を促進しています。
・医療福祉関係の専門学校などから、実習生の受け入れを行なっています。
5.ジェンダーの平等を実現しよう
・沖福連では、従業員の約65%を女性が占めています。
6.安全な水とトイレを世界中に
・有用微生物群を活用した商品(液体せっけん等)の生産販売を通して、生活のなかで水資源の汚染を低減することができるように取り組みを行なっています。
8.働きがいも経済成長も
・就労支援事業において、障がいを持つ人たちの就労の促進と定着に取り組むと同時に、現時点で就労の難しい人たちに対して生産活動等の提供を行なっています。
・従業者に対する定年後再雇用制度があり、高齢者の雇用を行なっています。
10.人や国の不平等をなくそう
・精神疾患に関する知識の普及啓発活動を通して、精神障がいを持つ人たちへの偏見や差別の解消に取り組んでいます。
・他の障がい福祉団体や関係の機関と連帯し、障がい者全般に対する偏見や差別、不平等の解消に取り組んでいます。
11.住み続けられるまちづくりを
・相談支援事業や訪問介護サービスを通し、地域で誰もがその人らしく暮らしていける仕組みづくりを応援しています。
・バリアフリー推進のための審議会等へ参加しています。
・精神障がい者への公共交通運賃割引制度実現のための取り組みを行なっています。
・精神科における長期入院の問題や「私宅監置」制度等の問題への取り組みをはじめとして、誰もが排除されず連帯できる社会づくりを目指して活動を行なっています。
12.つくる責任、つかう責任
・畑では農薬等の使用を最低限とし、微生物の活用を取り入れています。
・畑での農産物等を活用して、地域へ販売するための弁当やパン、また施設利用者に提供するための食事などにおいて地産地消を心がけています。
・微生物の働きにより、水や土壌の浄化を促すEM商品の生産販売を行なっています。
・リサイクル資源の回収や、段ボールを再生利用した雑貨(ルボダーン)の生産販売を福祉事業に取り入れています。
14.海の豊かさを守ろう & 15.陸の豊かさも守ろう
・水資源汚染や土壌汚染の低減のため、EM商品の生産販売を行なっています。
・地域の遊休地を活用して、農業に取り組んでいます。
・農業においては、土づくり等に微生物資源を活用しています。
16.平和と公正をすべての人に
・団体として、障がいを持つ人の権利擁護に取り組んでいます。一環として、「私宅監置」の歴史に関する写真展やシンポジウム企画の実施、映画の製作協力等を行なっています。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
・JICA(国際協力機構)に対する講習勉強会の実施。
・台湾やイタリアへ職員の研修派遣の実施。
SDGsとは?
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。